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■バギオ市とは?
海抜1,520mの高さに位置するという地理的な特性により、夏は暑さを避けて大統領も移動してくるという‘別名・サマーキャピタル(夏の首都)’と呼ばれる高原避暑地です。
バギオは年間の平均気温が20℃、最高気温も26℃以上には上がらないというたいへん過ごしやすい所です。  
距離上ではマニラの北部210キロメートルの位置にあり、1年を通して涼しく大変景色が良く、
バーンハムパークやライトパークなど、多くの観光名称地やフィリピンのウェストポイントであるフィリピン仕官学校があります。  
バギオ市の人口は約23万人で、夏は夏の暑さを避け、涼しい地域を探して国内外から多くの観光客が訪れ、フィリピンで最も人気の高い観光スポットとなっています。
バギオはコルディレラ(Benguet, Ifugao, Mountain, Abra,Kaling-Apayao provinceの総称)中央山地中のベンゲットに位置し、北ルソンの中心都市としての機能を備えています。 バギオから各地に行く交通の要所であり、5つの大学を抱える教育の中心でもあります。

■最適な学習気候
フィリピン全体の気候は「熱帯気候」に属し、一般的に日本人にとっては暑さに体が適応するのに時間を要します。
熱帯気候であるフィリピンは全般的に30度以上の気温で蒸し暑く、我々には多少生活しづらい気候ですなのですが、しかしこのバギオ市は年平均気温が20度前後。日本の秋にあたる気候で、学習に快適な気候条件です。

■観光都市としても安全な治安
観光休養地として、教育都市として、バギオの市民たちの純粋さと共に、最高の治安状態が保たれています。
適切な気候と多くの空気がバギオの市民だけでなくバギオを訪れる訪問客の心までも 純粋なものに作り変えてしまう平和的な都市ではないかと思います。
フィリピン南部の島(フィリピンを3等分した場合の一番下の部分、ミンダナオ)は特にイスラム反軍が活躍する所で、危険な地域とされていますが、 バギオは一番上の部分、ルソン島に位置し、首都マニラよりも約280キロメートル北に位置します。
イスラム反軍が活躍するといわれている地域とは反対側で相当距離が離れているため夏の休養地として、大統領別荘など、多くの別荘とホテル、宿泊施設などがあり、 フィリピン国内でも代表的な治安が良いところとして有名です。

■バギオの歴史
1521年、セブにスペイン探検家マゼランが最初に足を踏み入れて以来、16世紀後半までフィリピン全地域はスペインの植民地となる。
1896年、フィリピン独立戦争が勃発し、このときを虎視眈々と太平洋地域から勢力拡大を狙った米国とスペイン間で戦争が勃発。
1898年、米軍はフィリピン全地域を占領し、当時の総督であったウィリアム・ハワード・タフトと首脳部は海抜高度1500mの涼しい高山地帯にバギオ建設の提案。 ワシントンDCの設計士、ダニエル・バーンハム(Daniel Burnham)を連れて来てこの都市の設計をさせました。そのうちの一つが今もこの都市の象徴的な場所であるバーンハムパークです。 今日、バギオはフィリピンの夏の首都として、世界中から毎年多くの観光客が訪れる避暑地になりました。

■主な便利スポットや観光名所
・バギオ大聖堂
・バーンハムパーク
・ライトパーク
・ショッピングセンター




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