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水平飛行(level flight)

空中を飛ぶ飛行機は,翼に働く揚力で機体の重量を支えていることはすでに解説したとおりで,水平飛行をしている飛行機の揚力(L)は飛行機の重量(W)に 釣り合っていなければならない。
一方,飛行機が水平飛行をする場合は,目的と運動の形態によって速度をいろいろ変えることができる。たとえば民間ジェット 輸送機の場合,高速巡航方式と長距離巡航方式を比較すると,前者の方がマッハ数で0.02~0.04速い。水平飛行中に速度を変えて揚力を一定とするに は,迎え角を変えて揚力係数(CL)を加減することが必要であり,パイロットは操縦桿を操作して昇降舵(または水平安定板)の角度を加減し,主翼の迎え角を調節して揚力が重量に等しくなるようにする。つまり,同じ水平飛行でも高速の場合は小さな迎え角で,低速の場合は大きな迎え角で飛ぶことになる。
すでに述べたように,飛行機には抗力が働いているので,現在の速度で水平飛行を続けるには,その抗力に等しいエンジン(またはプロペラ)の推力(T)で 前進させなければならない。水平飛行中に速度を増したいときは,それに応じて抗力も増すため,迎え角を減らすとともにエンジンのスロットル・レバーを進め て推力を増す必要がある。速度を減らしたいときは,その逆である。なお重要なこととして,あらゆる飛行運動において,揚力と抗力はいずれも飛行速度の自乗 に比例して増減することが挙げられる。

航空実用辞典 参照>>








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